PERU(ペルー)のW杯出場を喜んでいる友達がいる!
こんにちは!
南米ペルーが大好きな高橋です!
先週は我がペルー代表がサッカーW杯サッカーロシアへの出場を決めて本当に嬉しかったです。僕はもちろんですが日本に住む日系ペルー人、本国ペルーの人たちも36年ぶりのW杯出場を本当に喜んでいました。その興奮度ったらもうハンパなかったです。それだけペルーの人たちにとってサッカーは日常そのもの、一番人気のあるスポーツでW杯出場は悲願だったんです。
このW杯出場を誰よりも喜んでいるはずの、ペルーの友達がいます。彼の名はダニエル(ダニ)です。写真の右側がダニです!
僕がペルーに初めて行ったのが1992年です。それ以降、ペルーの友達とはずっと手紙のやりとりや時々電話をして交流を続けていました。友達は六人兄弟ですが、1人の女の子以外はみんなサッカー好きで、会話に中心も必然的にサッカーの話題が多くなります。彼らからはペルーの、僕からは日本のサッカーのことを話をして、お互いに情報交換をしていきました。そんな中でペルーのサッカーに興味を持ち始めて、僕も徐々にペルーサッカーへの熱い想いが強くなっていきました。
みんなサッカー好きでしたけど、兄弟の中でも2番目のダニエル(ダニ)が一番サッカー好きで、2度目のペルーの時にダニと一緒にサッカーを観戦しに行った時の興奮はまだハッキリ覚えています。
その試合はペルーで最も人気のあるチーム同士で、”クラシコ”と呼ばれる伝統に一戦でした。日本の野球で言えば、巨人ー阪神戦のようなものですね。その試合はダニが応援するチームが出ていたので、ダニもかなり興奮していましたし、色々、チームや選手の情報を教えてもらいました。やはりクラシコなので、ものすごく熱い戦いでヒートアップする場面もありましたけど、結局、ダニが応援するALINZA LIMA(アリアンサ リマ)というチームが勝利しました。
そんなダニはもうこの世にはいません。サーフィンをしていて高波に頭を打ち付けられて、若くして亡くなってしまいました。その訃報は電話でもらったのですが、最初、本当に信じられなくて、しばし呆然としてしまいました。
おそらく生きていれば、今回のW杯出場は一番喜んだんじゃないかなって思うんです。
今頃、天国ではしゃいでいるダニの顔が目に浮かびます。
上におユニフォームがダニが応援しているALIANZA LIMA(アリアンサ リマ)、下が対戦したUNIVERSITARIO(ウニベルシタリオ)です。
今回のことでそんなダニのことが頭に蘇ったので、ブログに書いてみました。
それでは、また〜!