寒い洗面脱衣室・浴室、そして熱いお湯に長時間浸かるのは危険がいっぱいなんです!
おはようございます!
千葉県習志野市のサッシや総和の高橋です。
日本の既存住宅は夏暑くて、冬寒いのは当たり前!
日本の既存住宅は夏は暑くて、冬寒いのは当たり前といった、温熱環境が劣悪なものが多いのが現状です。そのあたりを改善させることが急務なんですが、それをどう一般消費者に浸透させていくかということが一番の難しく、課題であると思います。
普段、家で暮らしている中で、夏は暑い、冬は寒い、それが当たり前になっている住環境だと思いますが、それらが人間の健康に悪い影響を及ぼしていることが明らかになりつつあります。それをどう改善して、より健康的に暮らせるのか?そんなことを午後から勉強してきたいと思います。#窓屋の総和 pic.twitter.com/HnzBqYotoK
— 高橋俊生ペルーの文化を愛する窓屋の社長 (@tscristal) 2018年7月9日
イングランドの室温に対する指針では、住宅内において最低でも18℃とすることを推奨すると。16℃以下になると心疾患などの深刻なリスクが現れるし、10℃以下になると特に高齢者に低体温症が現れるそうです。それだけ家の寒さというのは、健康に大きな影響を及ぼすということです。でも、実際に望ましいとされる、18℃以上クリアできている既存住宅はほぼ皆無です。
HHSRSとはイギリスでつくられたHousing Health and Safety Rating Systemのことで、住宅の健康と安全の評価システムのこと。居住環境に29の項目を設け、健康リスクを評価する指標のことです。
寒い洗面脱衣室・浴室、そして熱いお湯に長時間浸かるのは危険です!
お風呂を沸かす時の設定温度は何℃にしていますか?そして、どのくらいの時間、湯船に浸かりましますか?
これは消費者庁からのニュースリリースで、「ヒートショックなど、冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に対する注意」ということで、湯船は41度以下で、お湯に浸かる時間は10分までを目安にするように注意喚起しているんです。
『入浴習慣と室温』の調査で、居間・洗面脱衣所の室温が共に18℃以上ある住宅に対して、それが満たされない住宅や無断熱の家に住んでいる人は、平均入浴温度が高くて、湯船に浸かる時間も長くなるのが調査結果で出ているそうです。
洗面脱衣室、浴室だけではなく、居間など生活する時間が長い部屋の室温が低い場合や、居間の足元が冷たい場合、『熱いお湯に長時間浸かる』という入浴習慣が改まらない可能性も考えられるとのことです。
昔、おばあちゃんがユニットバスの温度設定を48℃にしていたことを思い出しました。とにかく、熱いなんてもんじゃないんです(笑)やはり、冬は家の中でも、ものすごく寒かったので、それが影響していたのかもしれません。
室内の温熱環境を改善させるためには、色々と対策はあるにせよ、熱が一番逃げやすい窓の高性能化、断熱化を進めていきたいと思うわけです。冒頭、書きましたが、それをどう消費者の人たちに理解してもらって、浸透させていくかが一番の課題だと思います。こういったことをもっと知ってもらいたいので、これからも発信していきたいと思います。
今日は以上です!