室温(部屋の温度)と体感温度って違うんですよ!
おはようございます!
千葉県習志野市のサッシや総和の高橋です。
家の中にある温度計を見て、温度はそれほど高くないのに、実際には温度以上に感じる時ってありませんか?これは、室温(部屋の温度)と体感温度の違いなんです。
室温はまさしく温度計に記されている温度のことです。体感温度というのは、言葉の通り、自分の体が実際に感じる温度のことです。
体感温度に影響してくるのは、窓、壁、天井、床の表面温度なんです!
例えば、室温が30℃だとしましょう。その時に天井や壁や床の表面温度を計測した時に、仮に28℃とすると、人間が実際に感じる温度も約28℃になります。
では、次に室温は同じ30℃とします
その時に天井が34℃、壁が30℃、床が35℃、窓が40℃だとします。
▼天井の表面温度が34℃
▼窓の表面温度が40℃
▼床の表面温度が35℃
▼壁の表面温度が30℃
この場合の体感温度とは?室温、窓、壁、天井、床のそれぞれの温度を加算して÷2をしたのが体感温度になるのです。そうすると、この場合は体感温度としては約33℃になります。同じ室温が30℃だとしても、体感温度としては3℃も違うわけです。
ということは、この場合、周りの周りの天井、壁、床、窓の表面温度が暑さの原因になるんです。
建物の断熱対策、日射遮蔽対策(外部からの熱を遮断する)が重要です!
ですから、外部からの熱の影響をできるだけ少なくするためには、建物自体の断熱対策、日射遮蔽対策(外部からの熱を遮断する)が大切になってくるのです。とりわけ、一番、熱が流入してくる窓の対策が重要になってきます。
熱中症って屋外のイメージがあるけど、意外にも屋内で一番起きているのを知ってますか?しかも、65歳以上がメインです。我慢しないで適切に冷房を使用し、水分補給をこまめにすることが大切。でも、根本的には一番熱が流入する窓のリフォームを考えてほしいです。#窓屋の総和 pic.twitter.com/6eDHfFPopu
— 高橋俊生ペルーの文化を愛する窓屋の社長 (@tscristal) 2018年7月19日
だから、夏なんかにエアコンをガンガンに効かせているのに、全く部屋が冷えないということってありますよね?エアコンがもう旧式でかなり古いという場合は別として、エアコンをガンガンに効かせたところで、なかなか室内が冷えないということは断熱対策、日射遮蔽(外部からの熱を遮断する)対策していない家ということになります。
まずは気になるお部屋にまずは温度計(湿度もわかるのがベスト)を置いてみてください。暑い、暑いって、自分はどのくらいだと暑く感じるのか?意外とわからないですよね?それを知るところからでも面白いと思いますよ〜。その時に、室温と体感温度は違うんだよということを意識してみて欲しいです。
今日は以上です!