安価なサッシの提案は、お施主様の為にならないどころか、後悔させることになる!
こんばんは!
千葉県習志野市のサッシや総和の高橋です。
今日は早朝から東京の現場へ。体調が悪かったのもあって、ちょっと辛かったけど、現場は無事に納まりましたので、ホッとしました。でも、想定外のことばかりで、ヒヤヒヤもんでした(笑)
安価なサッシを提案しようとしていませんか?
ボクたちは、工務店さんと新築工事や改修工事の件で見積依頼を受けたり、打ち合わせをします。当然、仕様の打ち合わせをしないと見積をすることができません。工務店さんサッシやは、工務店さんが新築工事の案件がある時に見積依頼を受けます。その時に、当然、見積をするにはある程度の打ち合わせをしないと、見積することはできません。工務店さん、お施主さんが、どんなコンセプト、どんな希望を持っているのか、その辺の情報があればそれを聞き出しますが、その時に、よく言われることは、工務店さんから、『予算がないから、安いサッシでいいよ。』
予算がない、予算がないと言われるケースが多いんですけど、この場合の予算がないって、誰の予算なんでしょうか?
工務店さんにとっては、建築全体に占めるサッシの金額って大きいので、どうしても予算の調整弁になることが多いんですよね。全体の予算金額が決まっているのは理解できます。青天井で予算を出せるお施主さんなんていうのは、ほとんどいないと思うので(笑)でも、きちんとお施主さんに大事な開口部・サッシが建物の性能にどう影響を及ぼすかは伝えて欲しいし、伝えるべきなんです。でも、工務店さんは面倒なことはしたくないので、そんなことはせずに、お施主さんにサッシの仕様を選択させることなどしないわけです。せいぜい、決めてもらうのは、サッシの色、玄関ドアのデザイン、ガラスの種別ぐらいですよね(笑)
これは、本当にお施主さんにとっては不幸なことです。
サッシの重要性など、お施主さんにとってはすごく大切なことを説明もせずに、ただ金額の話だけで決めてしまう。その金額を高いと思うか安いと思うか判断するのは工務店さんではなく、お施主さんだと思うんです。後から、メンテナンスで現場に行った時に、お施主さんと会話をした時に、『こんなに高性能なサッシもあったんですね。◯◯工務店さんは、どうしてあの時に説明してくれなかったのでしょうかね?』と言われたこともあります。
本来、理想としては、建物の性能に大きな影響を及ぼすサッシの仕様に関しては、お施主さんに決めさせることなく、工務店さんが基本仕様として決めておいてもらえればいいと思うんです。もちろん、高性能なサッシを標準仕様とすることはいうまでもありませんが。
僕たちサッシやとしても、サッシの重要性、大切さを、もっと工務店さんにきちんと説明して、提案していくことが必須です。金額だけで、いつまでも安価な仕様のサッシを勧めていたのでは、いつになってもサッシの高性能化は進まないと思うので、そこは肝に命じていかなければいけませんね。安価なサッシを販売してもお施主様のためにはならないんだから。
今日は以上です!