ペルーの文化を愛する窓屋の社長 高橋俊生

千葉県の習志野でお家やビルの窓を販売しています。(MADOショップ 習志野マラソン道路店) 住みやすいお家作りには窓選びも重要です。窓に関する事、趣味のことを書いていきます。(野球、高校サッカー、ペルー文化、トレーニング)

お客様もお仕事も取捨選択していかなきゃ!

こんばんは!

千葉県習志野市のサッシや総和の高橋です。

 

お客様もお仕事も選んでいきたい!

 

少し前に同じサッシやさんと話していた時に、取引していた建設会社さんをやめたいうんです。理由を聞いてみたら、利益が出ない、追加がもらえない、現場の工程がいつもメチャメチャだと。このまま、ずっと取引を継続させるのが得策だとは思えなくなってきたから決断したそうです。

 

それを聞いた時に、約10年ぐらい前のことを思い出しました。

 

当時、ウチで一番売り上げがあった建設会社との取引を止めました。年間の販売金額でおよそ一億円はあったかと思います。僕が先代から事業を引き継いだのが、平成十六年です。で、どうして取引をやめたのか?さっきサッシ屋さんが話していたのとほぼ同じ。

 

f:id:tscristal23:20190605002458j:image

 

とにかく、お金に汚くて、追加工事は一切認められない。先方の都合で一度契約した金額を平気で減額してくる。おまけに、ほとんどの現場が最後になると夜中まで現場作業をやらされる。先方のお偉いさんが出てきて、『とにかく、間に合わせろ』そんな現場ばかり。現場の工程がもうメチャメチャ。そんな状況の原因を作っているのは、いつもその建設会社さんなんです。でも、あたかもこちらが悪いみたいに言われて、社員も疲弊する。物件台帳も締めてみたら赤字。

 

その当時、いつも取引を止めたいと思っていたけど、さっきも言った通り、一番売り上げがあった取引先だったので、そう簡単には止められなかったんです。だから、もう、ジレンマでした。その売り上げを他の顧客で確保できるようにしてから、止めようと思っていましたが、そうは、なかなかうまくいかず、年月ばかり経つばかり。

でも、ある時、これじゃ手遅れになるなと思ったので、今から約7、8年前にキレイさっぱり止めちゃったんです。もちろん、資金繰りのこともあったけど、一大決心でしたね。今では本当に止めて良かったと思ってます。

 


f:id:tscristal23:20190605002546j:image

 

もう、当時、自分のことしか考えない、そんな建設会社さんって本当に自社にとってお客さんと言えるのかと、自問自答していて、やっぱり、そうじゃないだろうと。自社の将来を考える時に、取引するべきでないし、取引したくないというのが結論でした。今、思い起こせば、一度、止めると決断してからは、自分が想像していた懸念事項というのは、正直、大したことありませんでした。止めるからには、もうその減になる分の売り上げ金額を他で確保しなきゃいけないわけで、それに向けて、あとは行動するのみ。想定していたよりも短期間でその減になった販売金額を別で確保することができました。

 

今一度考えなきゃいけないと思うことは、本当に今の取引先が全て本当の意味でのお客様と言えるか?ということ。誰と仕事をするのか?誰の仕事をするか?もちろん、自社と取引したいと言われるくらい自助努力する必要があるのはいうまでもないけど、僕たちもお客様やお仕事を取捨選択していかなきゃいけないんじゃないかなと思うんですよね。

 

先日、同じサッシ屋さんと話していたことはそんなことでした。

 

今日は以上です!