マンションの窓改修でこんなにも喜んでもらえたら本当に嬉しいですね!
こんばんは!
習志野の窓屋社長の高橋です。
今回はマンションでの窓改修工事のお話です。
マンションでの窓改修工事は規約を確認する必要があります!
コンクリート造の分譲マンションでかなり古いマンションでした。
お施主様はお部屋の断熱性能を上げたいということと、このマンションはすごく眺望が良いのですが、窓の桟が若干邪魔をしていてそれを眺望が良くなるようにしたいとのことで、窓改修を希望されていました。
マンションの窓は専有部ではなくて、共用部にあたるので勝手に工事をしてはいけない部位になります。ですので、分譲マンションで窓改修をしたいと考えられる方は必ず、マンションの規約で窓改修についてどうなっているかを確認する必要です。
このマンションでは、規約で既存に限りなく準ずる形であれば個人で改修しても良いですとのことでした。
但し、コンクリートをはつって既存の窓を外して新たに新しい窓を付けるということはダメなので、既存の窓枠の内側にもう一つ新規の窓をはめ込むイメージです。
カバー工法のメリットとデメリット!
カバー工法のメリットとデメリットを簡単に説明します。
まず、メリットは壁を壊す必要がないので、工事業者としては色々な業者さんを入れる必要がなくて、サッシ屋さんだけで完結することができ、また短い工期で工事をやることができます。
逆にデメリットは、既存のフレームの中にもう一つ新しい窓を組み込むということで、サイズが一回り小さくなるということ。また、掃き出しの窓なんかでいうと、一般的に下の床の部分に段差ができることが多いということです。
実感してもらえることほど嬉しいことはない!
今回、窓改修について色々とお施主さんと打ち合わせをして、まず、窓改修の工法としては、カバー工法の中でも床の部分に段差が最小限に抑えられる「YKKAPさんのグラフ工法」というものにしました。
元々、付いていた古い窓は極端に言えば、水平、対角も悪かったので、窓からの隙間風がひどくとにかく寒かったらしいです。
今回はガラスは今までの一枚ガラスから、複層ガラスにしました。
それと眺望に付いては、今までついていた窓と若干変えて桟の位置をずらすようにしました。既存でついていた窓と少し違うので、規約上どうかなって思っていたのですが、問題ありませんとのことでしたので、その提案した形で進めるようになりました。
実際の写真がコレです!
元々の写真を撮り忘れてしまったのでわかりづらいかもしれませんが、眺望性がかなり改善されました。改善されたので、今ではテーブルを窓の方向に向けて置くようになったんです。
プラスして窓をきちんと施工したことによって隙間風がなくなり、尚且つ、元々の窓の性能がかなり悪かったのもあって、複層ガラスに変えただけで暖房効率も良くなって、室内の温熱環境は格段に上がったと凄く喜んでくれています。
今までの冬なんかは、一時を過ぎると寒くて仕方がなかったらしいのですが、今ではそれもなく快適だそうです。
しかも、エアコンをつける時間もかなり少なくなったそうです。
こんなことを聞いた瞬間、凄く嬉しいのはもちろんですが、自分が改修をするとこういうことを実感してもらえると思いますよって説明したものが、お客さんが実感してもらえることほど嬉しいことはないですよね。
お客さんにはホントに喜んでもらえたのでそれが何よりです。喜びややりがいに繋がりますよね〜!
これからもそんな仕事をたくさんやっていきたいな〜!
それでは、また〜!