お家を建てる時に窓のことをもっと考えて欲しいです！

こんばんは！

千葉県習志野市のサッシ屋　総和の高橋です！

今年に入ってお客さんへの新年の挨拶回りもそろそろ落ち着く頃でしょうか？

これから明日、明後日、来週と安全祈願、新年会が続くので、体調管理だけはしっかり

していきたいと思います。巷ではインフルエンザが流行しているので、皆さんも体調管

理だけは気をつけてください。

家の中が寒い、窓際が寒いんですけど・・・！

最近、あった話なんですが、お客さんが新築されて、住み始めたばかりとのことなんで

すけど、『ものすごく寒いんです。』と言われるんです。

その時に、僕はその方に２点ほど聞きました。

・どんな窓、どんなガラスが入っているんですか？

・工務店さんと窓の打ち合わせってしましたか？

そしたら、窓はアルミで複層ガラスが入っているとのこと。

工務店さんとは、窓の打ち合わせってほとんどしなかったと。したのは、色と玄関のデ

ザイン決めぐらいで、あとは、ほとんど詳しい説明もないし、話は出なかったみたいで

す。で、しかも、全体の予算がある中で、最初、その予算に合わなかったので、窓の数

とか、仕様を少し変えたそうです。

これも想像していましたが、キッチン、ユニッ

トバスの打ち合わせはなかりの時間を割

いていたみたいです。

まあ、ある程度、想定内でしたね。

窓は予算の調整弁ではないし、建物の性能を決める最重要部位の一つです

ほとんどのお施主さんにおいては、家を建てるなんていうのは、一生に一度だと思うん

です。それなのに、窓が建物の寒さ、暑さ、人の健康に多大な影響を及ぼすことも、建

物の性能を決定づけることも、何も説明もない。挙げ句の果ては、予算が合わないか

ら、仕様を変えるとか数量を減らすとか、窓が予算の調整弁になってしまっている。

本当にこれではお施主さんは可哀想です。

どうしても優先になってしまうのは、先ほど、出ていましたけど、キッチンなどの住宅設備機器になってしまうんです。もちろん、それが悪いと言っているわけではありません。夢のマイホームで思い描いているキッチンで大好きなお料理を作りたい、お友達が来たら振る舞ってあげたい。そんなワクワクする気持ちはわかるので。

窓の選択は予算ではなく心地よさ、快適さ、人の健康を視野に入れて考えて欲しいんです。

窓はただ開閉させたり、雨風を凌ぐ為だけにあるわけではありません。

窓は家の中の心地よさだったり、快適さだったり、人の健康のことも考えて慎重に選択して欲しいんですよね。

僕は冷え性なのですが、僕のお客さんでものすごく高性能な建物を建てているよですが、そのモデルルームに行くと、冷え性は驚くことに無くなります。それだけ、家の性能と人の健康って、すごく関係性が強いということなんです。

窓の重要性をもっとわかって欲しい！

窓って家の中の暑さ、寒さを決定づける大事な部位のうちの一つなんです。窓を通じて熱の出入りが多いので、窓の性能は高いほうがいいんです。特に家の中の寒さは人の健康にすごく悪い影響を及ぼすことがわかっているので、少しでも寒くならないようにするにはやはり高性能な窓を選択して欲しいんです。

で、予算で結局、妥協して標準仕様のアルミサッシなんて入れて、実際住んでみて、やっぱり窓を入れ替えたいと言っても、窓を替えるには外の壁を壊して、室内の壁も壊してというようにものすごい労力がかかって、一旦、付けたものを交換するのは簡単じゃないということです。時間もかかるし、余計なお金もかかるんです。

室内の住設機器はそれほど交換するのは、窓ほど難しくないんです。家の性能、快適さ、心地よさを窓が決めるのであれば、最優先すべきは窓なんです。

そこをわかって欲しいんです。建ててから、住んでから後悔してほしくないので。

窓を最優先に考えて欲しいです！

僕たち窓を扱う人達にとっては当たり前なんですけど、知らない人がまだまだ多いし、

工務店さんも予算でどうしても窓は後回しとなっているケースが多いんです。それはこれからも私たちが伝え続けなければいけないことだと思っています。

 

住宅の窓は２４時間、３６５日ずっと家の快適さ、心地よさを保ちつつ、暑さや寒さを軽減するために働き続けている大事な部分なんです。

さっきも言いましたが後から交換したいと言っても、簡単に取り替えられないんです。

ですから、家を建てる時には予算ではなく、窓の重要性を考えて選択してもらいたいと思います。