ペルーの文化を愛する窓屋の社長 高橋俊生

千葉県の習志野でお家やビルの窓を販売しています。(MADOショップ 習志野マラソン道路店) 住みやすいお家作りには窓選びも重要です。窓に関する事、趣味のことを書いていきます。(野球、高校サッカー、ペルー文化、トレーニング)

夏のトップライト(天窓)は要注意!

こんにちは!

千葉県習志野市のサッシや総和の高橋です。

 

トップライト(天窓)って知っていますか?屋根の上に付いている明かり窓と表現したほうがわかりやすいですかね?

 

http://www.ykkap.co.jp/products/window/tenmado/img/main.jpg

▲YKKAPさんの資料より

 

『ウチに付いているよ』って言う人もいると思います。

トップライト(天窓)はガラスだけで開閉されないものから、手動、電動で開閉して、外気を入れることができる仕様ものもあります。

どんな製品もそうですけど、このトップライト(天窓)についても、メリット、デメリットがあります。

 

夏、トップライト(天窓)があるお部屋は相当熱くなるので、要注意です!

 

まず、メリットについてです。

トップライト(天窓)を設置することによって、採光が取れて、空間が明るくなります。これは、なんとなく想像つきますよね。天井の方から光が入ってくれば、お部屋が明るくなるよねって。

 

 

壁面の窓に比べて約3倍の採光効果があります

建築基準法で認められる採光効果

建築基準法においても"一般の壁面の窓に比べて3倍の採光効果がある"と認められています。

天窓からの光は上から降り注ぐため、建物の内部まで明るく照らします。
高所からの採光は明るさを均一にし、空間に広がりを感じさせる効果をもたらします。

建築基準法施行令第20条第2項より
建築基準法で認められる採光効果

 ▲YKKAPさんの資料より

 

あと、これはメリット、デメリットどちらにもなると思いますが、トップライト(天窓)と同じサイズの窓が外壁に設置されていたとしたら、トップライト(天窓)の日射熱取得量は、約3倍になります。つまり、採光効果があります。

しかし、逆をいえば、3倍熱が取得されると言うことは、特に、今の時期ですね、夏はトップライト(天窓)が付いている屋内は相当熱くなります。エアコン等、使用しなければ灼熱地獄になりと思います。

だから、その対策としては、室内側に日射を遮蔽させる専用のブラインドを設置するのは必須でしょうね。もちろん、これで完璧ということではありませんが。

 

あと、もう一つ、トップライト(天窓)のガラスが破損した場合には、交換するのが非常に大変だということ。場合によっては足場を設置させなければいけないことも考えられます。

 

ですから、新築時、リフォーム時にトップライトを設置したいなと思ったら、そのことを考慮してもらって、工務店さん、大工さんに相談してみるのが一番だと思います。

夏のトップライト(天窓)は想像しているより、強烈な暑さになることが多いので、そのことを知っておいて欲しいと思います。

 

今日は以上です!!!