ペルーの文化を愛する窓屋の社長 高橋俊生

千葉県の習志野でお家やビルの窓を販売しています。(MADOショップ 習志野マラソン道路店) 住みやすいお家作りには窓選びも重要です。窓に関する事、趣味のことを書いていきます。(野球、高校サッカー、ペルー文化、トレーニング)

クスコからチチカカ湖畔の街、プーノまでの列車での旅は、もう最高でした!

おはようございます!

千葉県習志野市のサッシや総和の高橋です。

 

今、デジタル化が進んで、撮った写真はパソコンの保存することが多いと思うんですけど、昔の人間なのか、やっぱり写真にしてアルバムに保存するのがいいんですよね。特に旅行に行った時の写真はアルバムにして、保管しているんですけど、その写真を結構見ることがあります。それを見てると、その旅行に行った時のことを思い出したりして、結構、テンション上がるんですよね。僕はそれほど頻繁には書いていないんですけど、鉄道での旅が大好きです。鉄道自体が好きなのもあるけど、車よりも鉄道での旅の方が好きです。そんな鉄道の旅で一番印象に残っているのが、ペルーでのクスコからチチカカ湖畔の街、プーノまでの列車の旅、そして、アメリカでのロサンゼルスからシカゴまでのアムトラックでの旅、その二つですかね。

 

今日は、そのペルーの列車の旅を紹介したいと思います。

 

列車の旅はただの移動手段じゃないんです!

 

ペルーのクスコからチチカカ湖畔の街、プーノまで、4000m級の山々の中を、約10時間かけてゆっくりと走り抜けます。この列車は毎日運行されているわけではなくて、週に2、3便しか走りません。

列車に10時間も乗るなんて、それだけで飽きちゃうよっていう人もいるかもしれないですけど、でも、考えてみてください。列車からじゃなければ見られない景色もたくさんあるわけです。だから、ただの移動手段ではないんですよね。列車に乗っていること自体が観光になるわけです。

最初、この案を出した時に、やはり10時間も列車に乗るなんてと言われました(笑)ボクが鉄道好きだということはありましたけど、飛行機で行ったら味気ないし、こんな雄大な景色は早々見る機会なんてないと思ったので、最後はこの案を押し切りました(笑)

 

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朝、クスコを出発して、しばらくは街中をゆっくりと駆け抜けていくのですが、しばらくすると、民家もなくなってきて、いかにも南米というような景色になってきます。

 

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すでにクスコを出発する時から、高山病で体調は悪かったので、自分自身は全く余裕はなかった(笑)高山病に初めてかかったけど、こんなに辛いものだとは思わなかった(笑)車内を見渡すと、結構、日本人のツアー観光客の人たちもいて、比較的年配の方々ばかりでしたけど、元気も元気で、なんか自分が情けなくなったことを覚えています(笑)

 

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一番後ろの車両が展望車になっていて、そこでお酒が振舞われたり、ペルーの踊りが披露されたりで、乗客を楽しませてくれます。そして、展望車の一番後ろは、小さいスペースですが、外に出られるんです。

 

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そこから、通ってきた線路や景色は、それは言葉に言い表せないくらい超絶キレイです。青空、山々、山肌、全て言うことなし。標高が高いせいか、青空が手に届きそうな感じすらしました。

 

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そのうちに標高もさらに上がってきて、この路線で一番標高の高い地点、ララヤ駅に到着。駅といっても、ちゃんとしたホームがあるわけじゃありません。駅を降りると、地元の人たちが待ち構えていて、アルパカ製品をはじめとして、なんとか観光客に売りたいと必死。やはりこの地で暮らしている人たちの生活は決して楽じゃないんだなと感じましたね。そして、毎日、運行されているわけではないので、本当にみんな必死。日本人と見るや、『社長さん、10ドル、10ドルと積極的に声をかけてきます(笑)』それでも、停車時間も15分ぐらいとそれほどなかったので、あっという間でした。

 

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ララヤ駅を出発して、しばらく、また同じような標高の高い山々を見ながら走って、この沿線で最大の街、フリアカに差し掛かりました。ここは線路脇に多くの露天商が並んでいて、列車が来ると、一時的に移動して、通り過ぎると、また元に戻る、そんな感じのところです。

 

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最後、チチカカ湖畔が見えきた時には、これが世界で一番高いところにある湖なんだと感動したのを覚えています。旅の最初から最後まで高山病に苦しんだけど、それでも、やっぱり、列車の旅にして良かったなと思いました。

 

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また、いつか体調万全で乗ってみたいな(笑)!

 

今日は以上です!