ペルーの文化を愛する窓屋の社長 高橋俊生

千葉県の習志野でお家やビルの窓を販売しています。(MADOショップ 習志野マラソン道路店) 住みやすいお家作りには窓選びも重要です。窓に関する事、趣味のことを書いていきます。(野球、高校サッカー、ペルー文化、トレーニング)

初めての現場での教訓は、どんなに辛くても逃げたら負け!

こんばんは!

千葉県習志野市のサッシや総和の高橋です。

 

 

現場での作業というのは基本的にはしません。というよりも簡単な作業以外はできないと言った方が正確です(笑)改修工事なんかでは予期しないことが必ず発生するんですよね。そんな時に、どう対応するのか?職人さんの腕のみせところ。そんなところを見るのは大好きです。今日も職人さんの邪魔をせずに、オブザーバーに徹しました(笑)

 

初めて担当した現場での教訓は・・・何があっても逃げてはダメ!!!

 

99年に総和に入社をした当時のお話です。入社して間も無くある地元の建設会社さんを担当することになりました。当時の当社の売上構成比からするとベスト10には入っていた地元密着の優良な建設会社です。非木造をメインにやられていて、木造しか経験していないボクは不安いっぱいでした(笑)私の父であり先代社長は、そのお客さんの細かなことは特に教えてくれることもなく、ただお前がやれ的な感じで、担当をすることになりました。笑

 

そこは当時、本当に仕事をたくさん持っていて、仕事が切れることはまずありませんでし、とにかく地元密着という言葉がピッタリはまる建設会社さんでした。

 

メーカーさんから派遣で来られていた方が担当をされていたのですが、メーカーさんに戻るということで、ボクが引き継ぐ形になりました。当時の仕掛り中の新築工事現場を引き継ぐ形になったのです。一緒に現場に初めて行った時に、すでに不穏な雰囲気が漂っていて、すでにトラブってる感が満載でした(笑)今じゃ笑えるけど、当時は先行き不安だらけ。すでに現場の工程に乗っかってなくて、ヤバいなって感じでした。笑

f:id:tscristal23:20200715214538j:image

それから社内に戻って、引き継ぎは簡単にしたものの、「あとは頼むね」みたいな感じであとは託されました(笑)

 

そしたら、案の定、初めから納期の問題でつまづいて、さらに工期がない中、打ち合わせがなかなか進まなくて、製品が決まらない、発注できない、結果、納期には間に合わない。そのあとはもうトラブル続き。なんでこんな最初からトラブってる現場を俺がやらなきゃいけないんだよって何度も恨みました(笑)

 

不思議と悪いことは続くもんです。製品の手配間違い、メーカーさんの制作ミスなど、もう悪循環でしたね。笑 そうしたらある日、その建設会社の社長がウチの会社に怒鳴り込んできたらしいのですが、運良くボクはその時には不在でした。会社に帰ったら、当社の社長に怒られ、もう散々でしたね。

 

でも、その時に先代に言われたことは、「トラブっている現場ほど逃げるな、現場に行け」と言われたので、そのあとも現場には行き続けました。笑 そのうち先代も見かねて、日曜日に一緒に現場に行ってくれて、メーカーさんに手を回してくれたり、手配段取り、職人さんの手配など、手伝ってくれたおかげで、最終的にはなんとか納めることができました。

 

この現場で学んだことは、何があっても逃げちゃダメだということ。まぁ、逃げなかったからかどうかは定かではないですけど、この現場が終わってからは、人が変わったように優しく接してくれるようになりました。

 

ウチの先代が亡くなって、ボクが会社を引き継いでからは、さらに優しくなって、こっちが恐縮するくらい面倒を見てもらいました。そんなに気を遣わないでくださいと何度か言ったほどです。でも、ある意味、すごく可愛がってもらったことに対しては、本当に今でも感謝しかありません。

 

トラブルがあれば、誰でも逃げたくなると思うけど、逃げてもなんの解決にもならない!それを学んだ初めての現場でした!

 

それでは、また明日!!!