ソフトバンクの強さの理由は、王会長・工藤監督・秋山前監督を迎え入れたこと。
2年連続4勝0敗という圧倒的な力で日本シリーズを制した福岡ソフトバンクホークス。MVPの栗原選手やホームランを放った柳田・中村晃選手に注目が集まっていますが、坂本・岡本・丸選手を完璧に封じた甲斐捕手にもスポットを当ててあげてほしいですね。素晴らしい配球でした。
こんばんは！千葉県習志野市のサッシや総和の高橋です。
ソフトバンクはなぜ強いのか？
史上初めて2年連続4勝0敗、日本シリーズ12連勝を飾って4連覇を達成した福岡ソフトバンクホークス。
▼福岡ソフトバンクホークス、四連覇おめでとうございます！
圧倒的な成績でセ・リーグ制覇を果たした巨人が手も足も出なかった。完膚なきまでに打ちのめされた戦いだった。
2012年に巨人が日本一になって以降、一度もセ・リーグは日本一になれていない。
巨人が弱いのではなく、それだけパ・リーグの力が圧倒的だということである。特にソフトバンクの強さは異常。（この強いホークスによく勝ち越してくれたな、千葉ロッテ。）
タイトルを獲得した周東選手も石川投手も千賀投手もモイネロ投手も皆、育成出身。
盗塁王を獲っても周東選手は「 自分の代わりはいくらでもいる 」と危機感を高め、タイトルを総なめにした千賀投手は入団時「 周りに日本代表の選手ばかり。自分が試合に出るためには日本代表に入れる選手にならないといけない 」と話していたそう。
2軍や3軍の施設や育成制度やスカウティングも素晴らしい。伸びる可能性のある素材を獲得し、素晴らしい環境のもとで、素晴らしい選手たちに囲まれているからこそ毎年のように若い選手が突き上げてくる。
上を目指し、切磋琢磨出来るその環境が今の成績を作っているのは誰の目にも明らか。
その系譜を作ったのは間違いなく王会長であり、工藤公康監督、そして秋山幸二前監督とボクは感じている。
ボクがこどもの頃、ダイエー時代のホークスは非常に弱かった。
勝てない怒りが限界を超えたファンが、世界の本塁打王、王監督に生卵を投げつける姿をテレビで何度も見た。屈辱的だったはずだ。
それでも優勝9回( Ⅴ9 )を経験している王監督は勝つことの大切さとともに「 強く振り切ること 」の大切さを説き続けた。
同時に当時圧倒的な強さを誇った西武ライオンズから秋山幸二、工藤公康という勝ち方を知ったスターを獲得した。これがまた素晴らしい選択だった。
デーブ大久保氏のYouTubeにも載っているが、秋山幸二という人間は試合の合間にも練習を行うほどの練習の虫だったそう。誰よりもバットを振る。
王会長の教えと秋山幸二という存在を見て、小久保や松中、城島や井口といった若手がバットを振り、皆30本のホームランを放つほどの打撃力を身に付けていった。
また工藤公康という優勝請負人から城島という選手はたくさんのことを吸収し、そして経験し、リーグを代表する捕手に成長。
そんな彼らの姿を見て育った斉藤和巳、和田毅、杉内俊哉、新垣渚といった投手たちが盤石の投手陣を築いて2003年に阪神を圧倒的な力で打破していった。
そこでもまだ終わらず、その後に松田も柳田も続いていく。彼らも若い頃からバットを振れた。そしてそんな先輩の姿をずっと見てきた。
平成唯一の三冠王、松中氏は言う。
「 柳田の若い頃はただ振っているだけ。だけど、振れるっていうことが大事 」
柳田の獲得理由も西武に入団した秋山翔吾よりもバットを振れるから。王会長がそれをスカウト陣に尋ねたと聞く。
今や日本を代表する選手に成長した彼らの姿を見る周東や牧原といった若手も、当てるだけじゃなくバットを強く振ることが出来る。
そんなソフトバンクを倒すべく、松坂大輔やダルビッシュ有、田中将大や則本昂大といった素晴らしい投手達が打倒ソフトバンクで向かっていった。
パ・リーグのレベルが投打ともに上がったのはダイエーホークス、そしてソフトバンクホークスが居たからではないか。
その流れを生んだのは間違いなく王会長、工藤監督、秋山前監督であるとボクは感じている。
▼素晴らしい監督の下で野球をした工藤監督、試合前のシュミレーションがすごいとのこと
今回のシリーズを見る限りまだまだソフトバンクの強さ、パ・リーグ全盛の時代は続くと感じた。
そんなパ・リーグ全盛と言われる中でも、来年こそは我が千葉ロッテが強いソフトバンクに勝って、日本シリーズに出場して欲しい。
▼来年こそは・・・！
熱狂的なトラ党の寺田氏が愛してやまない阪神や2年連続1勝も出来なかった巨人だけでなく、セ・リーグの全球団は変革の時期に来ているのではないか。
▼熱狂的なトラ党の浦安在住の寺田氏！決して怖い人ではありません！笑
ソフトバンクやパ・リーグの強さを根本から研究し、改善していくことでまた素晴らしい日本シリーズの戦いが見られるのではないかと感じている。
