価値を伝える時に、ただ、ただ通り一辺倒な説明では伝わらない!
こんばんは!
千葉県習志野市のサッシや総和の高橋です。
今日は午後からリノベセミナーへ!
— 高橋俊生ペルーの文化を愛する窓屋の社長 (@tscristal) 2019年7月18日
中古住宅も価値あるものを作って、その価値を伝えられれば、需要はあるし、もっと中古住宅の流通が活性化するはず!
そういう意味いうと、佐藤先生の話は切口がわかりやすくて、すごく伝わりますね! pic.twitter.com/OoEn20gqwk
『価値を伝える』って、なかなか難しいですよね。
昨日、YKKAPさんのリノベーション・フォーラム2019に参加してきましたが、一番感じたことは、冒頭に書いた、『価値を伝える』ことの難しさですね。
今回のフォーラムの話で言うと、リフォームを考えている人たちに対して、
『リフォームをして家の性能向上を図りましょう』
地震対策で耐震性能をアップさせましょう。冬は寒くなく、夏は熱くない、そんな家にするために、断熱性能をアップさせましょう。
と言っても、なかなか伝わらないですよね。
別の切り口から、説明するとその価値が伝わりやすい!
構造ってなんで大切なの?どうして必要なの?
これを車にちょっと置き換えてみましょう。車のエアバックありますよね。コストアップするから、エアバックは要らないですか?お施主さんにエアバックを付けて欲しいと言われなければ、つける必要ないですか?いやいや、命に関わることですから、絶対に必要でしょ!
構造の大切さを、車のエアバックに置き換えてみると、すごくわかりやすいし、きっとお施主さんにも響きますよね。構造をおろそかにすると、大きな地震がきた時にどうなりますか?倒壊する恐れがありますよね。命に関わることだから、必須でしょ!
自分の体験談をより具体的にして、共感してもらう!
家の断熱性能について言えば、ボク自身、モデルルームの宿泊体験を通じて、その効果、重要性を痛感しています。高性能な家では、家の中、どこでもほとんど温度差がないので、室内のどのドアを開けていても寒さを感じない。冷え性で寒さ嫌いなボクにとっては、それはもう天国です(笑)だって、冷え性が消えちゃうんですから。
一方、自分の家では、部屋間によって温度差があるので、リビングと隣接している扉を開けただけで、めちゃくちゃ冷気が入ってくるので、冷え性、寒さ嫌いな、ボクにとっては本当に最悪で、イラっとくるんですよ(笑)
こういう具体例で、『ウチも同じ』みたいな感じで、共感してもらうことによって、価値を伝える。これならより伝わると思うんですよね。
だから、業界内での通り一辺倒なことをお施主さんに説明しても、それはなかなか伝わりにくいし、響かない。スペックだけをいくら一生懸命説明しても、伝わらない。日常生活の中でのわかりやすい変化を語ってあげると伝わりやすいし、もっと良いのは、自分の体験したことを元に、自分のフィルターを通して語ることができれば、それが一番伝わるんじゃないかな。
『価値を伝える』大切さを改めて感じた、リノベーション フォーラムでした!
では、また〜!!!