ペルーの文化を愛する窓屋の社長 高橋俊生

千葉県の習志野でお家やビルの窓を販売しています。(MADOショップ 習志野マラソン道路店) 住みやすいお家作りには窓選びも重要です。窓に関する事、趣味のことを書いていきます。(野球、高校サッカー、ペルー文化、トレーニング)

全ての取引先がお客さまと言えますか?

こんばんは!

千葉県習志野市のサッシや総和の高橋です。

 

自社の全ての取引先がお客さまと言えますか?

 

十数年前のこと。当時、ウチで一番売り上げがあったお客様との取引を止めました。年間の販売金額で一億円くらいあったかと思います。僕が先代から事業を引き継いだのが、平成十六年です。とにかく、お金に汚くて、追加工事は一切認められない。先方の都合で一度契約した金額を平気で減額してくる。おまけに、ほとんどの現場が最後になると夜中まで現場作業をやらされる。先方のお偉いさんが出てきて、『とにかく、間に合わせろ』そんな現場ばかり。しかも、そんな状況の原因を作っているのは、いつもその建設会社さん。社員も疲弊する。物件台帳も締めてみたら赤字。

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その当時、いつも取引を止めたいと思っていたけど、一番売り上げがあった取引先だったので、そう簡単には止められなかったんです。だから、もう、ジレンマでした。その売り上げを他の顧客で確保できるようにしてから、止めようと思っていましたが、そうは、なかなかうまくいかず、年月ばかり経つばかり。

 

でも、ある時、これじゃ手遅れになるなと思ったので、キレイさっぱり止めちゃったんです。資金繰りのこともあったので、躊躇しましたが、今では本当に止めて良かったと思ってます。

 

自社のことしか考えない、そんな建設会社さんって本当にお客さんと言えるのかと、自問自答していて、やっぱり、そうじゃないだろうと。将来を考える時に、取引するべきでないし、取引したくないというのが結論でした。今、思い起こせば、一度、止めると決断してからは、自分が想像していた懸念事項というのは、正直、大したことありませんでした。止めるからには、その売上減になる分の売上金額を他で確保しなきゃいけないわけで、それに向けて、あとは行動するのみでしたが、想定していたよりも短期間でその減額になった販売金額を別で確保することができました。

 

つい最近、同じような境遇にいる仲間から、そんな話を聞いて、昔の自分のことを思い出したんです。やっぱり、止めたいと思っているけど、そう簡単には止められないと。自分はこうしたと言うことを話をさせてもらったけど、その仲間が今後どうしていくか?はわかりません。

 

でも、本当に今の取引先が全て本当の意味でのお客様と言えますか?ということを考えてみてはと思うんです。誰と仕事をするか?誰の仕事をするか?僕たちはお客様を選んでもいいのではと思います。逆に言えば、自社と取引したいと言われるくらい努力する必要があるのは言うまでもありません。

 

それでは、また〜!!!